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わたし
- 2015年12月31日
年の瀬の三日連続読み
神田松之丞さんが12/28~30に神田連雀亭で行った「畔倉重四郎」の連続読み(1話~12話)に行ってきた。 講談を聴き始めた頃にいった落語藝術協会の若手による勉強会「グズグズ寺」で、松之丞さんはこの「畔倉重四郎」の第5話である「金兵衛殺し」を演ってらしたのを覚えている。そのため、だいたいのストーリーは知っていたのだが、今回最初から、しかも連続で聴けたことで、ざっかけなく言うと、すごい分かった。笑。 主人公の重四郎のほか、この物語のもう一つの線である城富という登場人物がいて、主にふたつの物語が重層的に進んでいるのであった。ほう。 初日、第一話「悪事の馴れ初め」で重四郎が緞帳芝居みたいなの?観に行くくだりが印象に残っている。そこで時代物の鎌倉三代記がかかっていて退屈みたいな流れなんだけど、えー鎌倉三代記おもしろいよー!って反論したくなった。でもね、床の大夫が褌で蚊を団扇で追いながら語るとかいう描写で苦笑い。昔の小さな芝居小屋の風情を垣間見れておもしろかった。 重四郎が恋してラブレターなんかも書いて、それを見つけられててんやわんやの後、殺し。おい! 二

わたし
- 2015年12月31日
畔倉重四郎
●外題:畔倉重四郎(あぜくら じゅうしろう) ●種別:騒動物(大岡政談) ●時代:
●場所:江戸
●主な登場人物:畔倉重四郎、大岡越前 ●主な内題 悪事の馴れ初め 穀屋平兵衛殺害の事 城富嘆訴 越前の首 金兵衛殺し 栗橋の焼場殺し 大黒屋婿入り 三五郎との再会 三五郎殺し おふみの告白 城富奉行所乗り込み 重四郎召し捕り 詳しくはWebサイトをご覧ください