怪談
わたし
今夏は怪談を多く聴いた気がする。思い出になるような会が多かったせいかな?
以下、時系列にそって記しておく。
「鍋島の猫騒動 佐賀の夜桜」 7月赤坂・峰村「松之丞ひとり会」
「村井長庵 雨夜の裏田圃」 末廣亭7月中席夜席
「小幡小平次」 7月朝練講談会(怪談特集) お江戸日本橋亭
「牡丹燈籠 お札はがし」 〃
「真景累ケ淵 宗悦殺し」 8月『西遊記』大阪の旅 道頓堀ZAZA
「怪談 怨みの片袖」(江島屋騒動) 8月京都・高台寺講談会
「村井長庵 雨夜の裏田圃」 8月「東西講談親子会」国立演芸場
「新吉原百人斬り お紺殺し」 〃
「江島屋騒動」(怪談 怨みの片袖) 〃
「乳房榎」 〃
「四谷怪談 お岩の無念」 8月若葉会 お江戸日本橋亭
男の幽霊が出てくる珍しさから「小幡小平次」は印象に残った。
京都の高台寺はその場の雰囲気やその日の暑さや雷や、話自体の怖さ、すべてが一番の思い出。
「新吉原百人斬り お紺殺し」、ああ、これは紀ノ川の川音が耳に残るような錯覚すらある。
怪談だけでもこんなにある。
分け入っても分け入っても、講談の豊饒さ。