本のさがし方

図書館での「本のさがし方」について

 

図書館での効率的な本の探し方として、まず知っておきたい検索項目があります。

それは「件名(けんめい)」と「分類」。

耳慣れない言葉ですが、

件名とは、本の主題を特定の言葉で表したもの。簡単に言うと、何について書かれているのかを表現したものです。

分類とは、その名の通り本の主題ごとに分類したもの。「日本十進分類法」に従って数字で表現されています。この分類により本棚に配架されます。

2つとも図書館の書誌目録(本のデータ)には必ず付与されているものです。

 

さあ、本を探してみましょう!

(ここでは江東区立図書館と国立国会図書館のWeb OPAC(蔵書目録)を使い、説明を進めさせていただきます)

◆ 件名で探してみよう!

詳細検索ページの検索項目に「件名」が見当たらないようにみえますが、プルダウンを開くと、ありました!

検索項目を「件名」にし、検索窓に「講談」と入力。

さあ、検索だ!

いえ、ちょっと待ってください。もうひとつ便利機能のチェックをお忘れなく。

辞書機能をONにします。細かい説明は省きますが、ONにすることによって後々の絞り込み検索が可能になります。

 

では検索!

わあ!目指すところに近づいてきた!(ような気がする!)

でもまだまだ。

左側に「講談」という文字列を含む件名の検索結果があります。わたしたちに関係のない件名を除いてみましょう。下2つ「講談社現代新書」「和学講談所」のチェックをはずして再検索!(…検索ボタンが一番下に小さくてわかりにくいよ江東区…)

 

やった!出ました!

江東区立図書館は講談に関する本を21冊所蔵していることがわかります。

検索結果一覧の2番目に表示されている「大岡越前」の詳しい書誌情報をみてみましょう。

この本のようにタイトルに講談(講釈)という言葉が含まれていなくても、件名に「講談」が付与されているおかげで、目指す本に辿りつくことが出来ました。逆に言えば、件名がなければこの本に辿りつくことができなかったということです。

 

おお!すばらしい件名!

 

今回は江東区立図書館での検索を例にしたので江東区が所蔵する21冊のみとなりましたが、国立国会図書館のWeb NDL Authorities(国立国会図書館典拠データ検索・提供サービス)を利用すると、もっとたくさんの本の存在を知ることができます。

まず講談という件名を検索し、検索結果の詳細情報の右側にある「件名検索」をクリック

すると国立国会図書館サーチへ画面が移り、講談の件名をもつ本の一覧がでてきます。国立国会サーチのよいところは、左側に蔵書図書館についての情報や、出版年など。右側に著者名キーワードなどが表示されていて、さらに検索結果の絞り込みが出来る点です。

 

ぜひお住まいの公共図書館のOPACを検索してみて下さい。

きっと何かしらの講談本に出会えるはずです!

◆ 分類で探してみよう!

 

「講談」や「講談師」について知りたいときは、779.12

講談の作品(物語)が読みたいときは、913.7

この分類を使用して検索します。

検索項目のプルダウンから「分類」を選択、上記の分類を入力して検索。

913.7で検索してみたところ、3736件もの検索結果がでました!

…あれ?多い?

よく見てみると落語の本も出ていますね。はい、913.7は「講談・落語本.笑話集」の本を収める分類のため、落語の本なども一緒に検索されてしまうのが難点ですね…。

でも、思わぬ収穫もあるかもしれません。ちょっと見切れていますが、一番下の『ヴィーナスとアドニスの悲しくも愉しい物語 : 他一篇 : シェイクスピア原作による落語風講談』なんておもしろそう!