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わたし
- 4 日前
南蔵院しばられ地蔵~金町散策~
みなさま、こんにちは。 桜の見ごろになると、きまって花冷え、雨模様ですね。あいにくな天気ですが、コロナ禍も抜け出る様相。久々にリラックスして過ごす週末です。 さて先日、講談「大岡政談 しばられ地蔵」で知られた金町の南蔵院へお詣りに行ってきたので、今回はそれを記したいと思いま...

わたし
- 1月22日
新田の伊七と神田伯龍 その5 ~結論~
これまでの調査を踏まえ、新田の伊七と神田伯龍のエピソードを検証してみたいと思います。 わたしが考えるには、 エピソードが事実であるかは証明できなかったけれども、事実でないとも証明できなかった。 という、レトリックのような結論に達しました。...


わたし
- 1月3日
新田の伊七と神田伯龍 その4 ~伊七は存在した~
新田の伊七は実在の人物だったのでしょうか? 今回は伊七について調べてみようと、千葉県立中央図書館へ出かけました。 ■飯岡助五郎について まず、伊助は飯岡助五郎の仲間内ということで、飯岡助五郎について調べていきます。助五郎については伊藤実という方がたくさん書き残しているようで...

わたし
- 2022年12月24日
新田の伊七と神田伯龍 その3 ~佐原の寄席~
神田伯龍が口演し新田の伊七が訪れたという佐原の寄席とはいったいどこのことなのでしょう? 前回の記事での推測をもとに、明治時代半ば(1885年前後)の佐原の寄席について調べていきます。 ■佐原(さわら)の概要 現在の香取市の北西部、旧佐原市の中心部に位置する。小江戸三市の一つ...


わたし
- 2022年12月11日
中公文庫『作品集 講釈場のある風景』読了
みなさま、こんにちは。 寒さが日ごとに増してきましたね。 先日、中公文庫『作品集 講釈場のある風景』(2022年刊)を読み終えました。 僭越ながら感想などを記したいと思います。 こちらの本は中央公論新社によるオリジナル編集で、講談や講釈場が登場する評論や随筆、小説が所収され...


わたし
- 2022年11月30日
新田の伊七と神田伯龍 その2(3代目伯龍?もしくは4代目?)
前回の発端に引き続き、 新田の伊七と神田伯龍について、関係事項をまとめてみました。 ●伊七と伯龍関連年表 ・主な出来事 天保水滸伝にかかわる事件や主要人物の没年を記載 ※1 ・新田の伊七 講談の中で語られる「70過ぎまで生きた」を元に推定没年を記載 ・神田伯龍 人名辞典※2...


わたし
- 2022年11月26日
新田の伊七と神田伯龍 その1(発端)
講談「天保水滸伝」で魅力的な挿話があります。 笹川方の用心棒、剣豪・平手造酒。その太刀筋の鮮やかさ、早業を示すエピソードとして登場するのが新田(しんでん)の伊七(いしち)。 新田の伊七は飯岡方のひとりで、笹川の大喧嘩の際にも同行。平手造酒に左手の小指と薬指を斬られた。平手の...

わたし
- 2022年10月26日
「慶安太平記」連続五日俥読み一言感想取って出し!
夢の中で夢をみているような五日間でした。 もうすでに記憶がおぼろに夢うつつなのですが、備忘録も兼ねて一言感想の記録。 間違い、勘違いご容赦くださいませ。 2022年10月 於:東池袋あうるすぽっと 1日目 10/21 Fri 第一話 正雪の生い立ち 神田阿久鯉 ...

わたし
- 2022年10月9日
宮本武蔵の速記本を読んで
季節の移り変わりを感じる今日この頃です。 週末になると雨が降ったり、衣替えもままならず… 先日、宮本武蔵の速記本を読み終えましたので、その感想を記しておこうと思います。 八千代文庫『宮本武蔵』大正2年(1913年)発行 講演:神田伯山(3代, 1872-1932)...

わたし
- 2022年10月2日
歌舞伎座松鯉伯山講談会
すっかり秋の空ですね。 先日は歌舞伎座の講談会へ行ってきました。今回はそのことについて記します。 十月大歌舞伎 『荒川十太夫』上演記念 神田松鯉・神田伯山 歌舞伎座特撰講談会 神田松鯉傘寿を祝って 2022年9月28日(水)昼の部14時開演 神田鯉花...