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わたし
- 2021年7月17日
出版点数から見た講談
2016年11月に「講談の本がない」というブログを書いています。 そこから5年が経ち、講談の本、なかなか増えてきたんじゃない?と思う昨今。 思うだけでなく、調べてみようと思いたちました。 ざっと調べた結果が、下のグラフです。 (画像が荒く、見にくくて申し訳ないです) 2016年からぐんぐん出版点数が伸びていることがわかります。 ということは、その数年前から講談が徐々に脚光を浴びてきたとも言えます。 2021年残り半年でどれだけ増えるでしょうか? そして2022年以降はどうなっていくのでしょうか? 紙の出版物が電子に移行していくことを考えると、調査の仕方も考えなければいけないですね。 調査期間をもっと広げたり、同じ話芸の落語と点数を比較するのもおもしろそう。 とりあえず、この10年の様子でした。 <調査概要> 国立国会図書館オンライン(NDL ONLINE)利用して調査。 国立国会図書館への納本制度により、国会図書館の蔵書を検索すれば一般に流通する図書はほぼ網羅できると思われます。 資料区分を図書に、件名講談、分類779.12などで絞り込みをかけて

わたし
- 2021年7月11日
天保水滸伝あらすじキックオフ!
みなさまこんばんは。 明日から4度目の緊急事態宣言ですね。 なんだかな… 気落ちする心はどうしようもありませんね。 さて、気持ちを切り替えて、次に試みたいのは「天保水滸伝」あらすじです。 天保水滸伝はわたしがずっぷり講談にはまるきっかけとなった大切な読み物。 以前、お江戸日本橋亭で開催されていた朝練講談会という若手講談師の勉強会がありました。日曜の朝9時30分開演。二名の講談師さんが出演し一席ずつ読まれます。予約不要、木戸銭は1000円。主催は現在らくごカフェでの興行でおなじみの神保町講談会さん。 わたしは割に近場だったこともあり、日曜の9時30分も何のその。せっせと通いました。一席が落語の約2倍ある講談の時間間隔を身体に覚えさせること、さまざまな演目を知ることができたのもこの朝練講談会のおかげです。 ゴールデンウィークやお盆などには特別企画が組まれ、その中の一つに、天保水滸伝5日間連続俥読みがありました。これまでも単発で天保水滸伝は出会っていたものの、連日連続で聴いたのはこれが初めてでした。日々高まる調子、最終日に迎える大団円。あの高揚感はよい