検索


わたし
- 2016年11月27日
国土社『落語と講談の図鑑』
でたー! 子どもの本を専門に扱う国土社さんから「伝えよう! 日本の伝統芸能」シリーズの1冊として、『大研究 落語と講談の図鑑』が発行されました。児童向けですが、こういう入門書を待ち焦がれていた者としては感涙です。 伝えよう! 日本の伝統芸能 『大研究 落語と講談の図鑑』 国土社編集部 編 桂扇生、宝井琴調 監修 2016年8月刊 講談ってなに?からはじまり、講談から生まれたヒーロー、話の種類、いつくかの演目の紹介、歴史。さらには、実際に講談を読んでみよう!(台詞と張扇の打つタイミングが書かれている!!)まであり、充実の1冊です。総ルビなので、これなんて読むの?という心配もなし。笑。 わたしのなかの疑問がいくつか解けました。さあ、これを自分なりにまとめなくては! こちらの本は、先日紹介した「本のさがし方」で見つけました。ぜひ参考にしてみて下さい。


わたし
- 2016年11月8日
講談と浪曲で聴く「天保水滸伝」
10月22日土曜日、千葉県の東庄町で開催された、講談と浪曲の会へ行ってきました。 東庄町ってどこ? ここです↓天保水滸伝のふるさとです。 天保水滸伝 千葉県香取郡東庄町笹川(かとりぐん/とうのしょうまち/ささがわ) 講談と浪曲で聴く「天保水滸伝」 東庄町公民館大ホール 主催:大利根にぎわい座 神田松之丞「鹿島の棒祭り」 玉川太福「笹川の花会」 -仲入り- 玉川奈々福 「亡霊剣法」 神田愛山 「三浦屋孫次郎の義侠」EndFragment 講談の神田派、浪曲の玉川派(という言い方でいいのだろうか?)にとって、天保水滸伝はお家芸なんだそうです。得意芸として代々大切に受け継いでいる演目とのことで、ご当地でこのような会が開催されることは晴れがましいことだと演者のみなさんはおっしゃっていました。史実に基づく演題だからこそのご当地、実在の登場人物たちの子孫がいるわけで、講談の特長ともいえるのですね。 町おこしの一環として自治体(東庄町)の支援が入った公演だったようで、町長さんのご挨拶もありました。この日の町長さんのブログは写真も多く、充実の一日だった様子がうか