今月の気になった読物「業平貧乏」

8 分前
読了時間: 2分
今月の気になった読物 2026年10月
「業平貧乏」
墨亭での「ナントの会 旭堂南斗講談会」にて拝聴。
この読物が好きなので、ネタ出しされていなかったこの会でかかった時のうれしさといったら。若かりし頃の紀伊国屋文左衛門が登場するというのも興味が湧くけれど、この笑いの構成がなんともテンポよく、上方っぽい軽やかさを感じるんです。3回にわたるうっかりエピソード、しかもグレードを上げていく失敗! もう「くるぞ、くるぞ」とわかっていても、わたしの中で笑いが爆発してしまうのです。
この「わかっていても」というのが、お約束でもあり、予定調和でもあるのですが、なめらかにナチュラルに進んでいく気持ちよさがあります。「なにやってるんだ!」と心のなかでつっこみながら。
旭堂南鱗先生ではじめて聴いて大好きになり、ほかには伯山さんで出会ったくらいでしたが、今回南斗さんで。もちろんどなたであろうと物語は同じなのですが、南斗さんは同年代ということもあり、笑いの感覚が近かったように思いました。とくに、最後の屏風が燃え上がるところの表現がおもしろかった!
南斗さんはプロレス講談などもかけられているので、ぜひ今度は大阪で観たいです。

今月のわたし講談トピック
・天一坊リレーフェスでの愛山先生の「越前切腹」の高座上がり、先生微笑まれていた? うつむいていたのでよく見えなかったけど、そんな先生を見て思わず武者震いをしてしまった
・もともとは講談として創作された「姫君羊羹」(作:荻野さちこ)、田辺いちかさんで聴いていましたが、柳家小じかさん、柳家小せん師匠で聴き比べ。講談と落語の方法の違いにわくわく!





















コメント