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  • わたし

本や配信や猫

年度末、年度始め、忙しいですね。

週日は仕事、週末にこのサイトをコツコツ編集しているわけですが、ちょっと息切れ。


インプットの週末にすることにしました。

気になっている本や配信をみたり。


・成田三樹夫著「鯨の目 成田三樹夫遺稿句集」無明舎出版1991年

仁義なき戦い 広島死闘篇」の松永役をされていた成田三樹夫さんの俳句集です。ヤクザ役のいかついイメージしかなかったので、句作をされたり(自由律俳句)、すごい読書量にびっくり。おだやかで静かに熱い情熱を秘めていた方だったのかな?という印象を持ちました。仁義なき戦い以外にもご出演作を観てみようかな。


  目鼻口とけおうている野の仏 成田三樹夫

・旭堂小南陵「妲己のお百」

YouTubeチャンネル「此花千鳥亭テレワーク寄席」の中の企画「テレワーク連続講談千鳥亭」で、旭堂小南陵さんが読まれている毒婦伝「妲己のお百」。去年から開始され毎週15分程度の連続読みで、現在36回まできています。この毒婦伝がすこぶるおもしろい。昨年一時期毎回聴いていたのですが、途中で脱落してしまいました…。これを最初から観て追いかけようと。

ほかに何か参考になる資料はないかな?と探していると、なんと1970年録音の立川談志師匠の音源を発見。さっそく取り寄せています。たのしみだな。「立川談志ひとり会」という落語CD全集に収録されているのですが、めったに口演することなかったようで大変貴重ですね。23分程度の口演だったようなので、どこを抜き読みしたのか気になります。


  立川談修「猫の災難」

  田辺いちか「カナリアと軍人」

  立川笑二「猫の忠信

  春風亭百栄「バイオレンス・スコ」

図らずも四席全部にネコが登場しました。

田辺いちかさんの読み物は一度聴いたことのある「軍人とカナリア」。西郷隆盛の部下、仁礼半九郎(にれ はんくろう)の物語で、仁礼半九郎が隣家のお嬢さんに一目ぼれをして婚約をするまでのドタバタ。これ本筋だとだんだん重くなっていく話なのでしょうか? 今回はまぶしい青春の一ページを切り取ったような、ちょっとコミカルでほほえましい一話でした。



コロナの感染がまた拡大してきました。

なかなか気が晴れませんね。

まだまだ出かけることに躊躇していまいます…。GWは再び講談自習の時間になるのかな。それはそれでたのしいですが、部屋の同じ風景ばかりの中にいると息がつまります。

なんとか自分の心具合と折り合いをつけていかなければ、と思う次第です。

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