わたし
Q4 講談師は何人いるの?
Q4. 講談師は何人いるの?
A4. 74人
えーっと、東京が50人くらい?上方が30人くらいかな?
調べてみた
協会HPに掲載されている講談師を地道に数えるしかないのかな? でも大阪は?HPとか無いようだし…と思っていた矢先。
瓢箪から駒である。
玉川太福さんが講師の新潮講座「聴いて、知って、誰でも楽しめる浪曲“超”入門」にて、その答えに出くわした!浪曲界の現状を知るための比較として、三大話芸である講談・落語・浪曲の演者数の提示があった。レジュメもなく板書を書き写したので、間違いがあったらごめんだけど、ここに記す。
講談 74人
講談協会 40
日本講談協会 12
上方 22
落語 743人
落語協会 270
落語芸術協会139
立川流 55
圓楽一門 57
上方 222
浪曲 99人
東京 58(浪曲師45、曲師13)
上方 41(浪曲師29、曲師12)
落語に比べれば、講談はその10分の1。予想から大きく外れることはなかったけど、少ないね。しかも高座に上がっている現役数となると、また違ったものになるのかもしれない。
もし東京に講談の定席小屋があったら、74人なら回せそう?あ、でも仲が悪いんだっけ?ではそれぞれ講談協会・日本講談協会ごとに定席興行をしようと思ったら?上方は? おおお厳しいですね…とくに日本講談協会、そして上方講談界も。
最盛期はどれほどの講談師がいて、どれほどの講談の寄席があったのだろう?講談がふたたび盛況となり、講談師が増えることが無い限り、講談の定席は難しいんだなぁと思った。