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清水次郎長の生家を訪ねて2018冬

みなさま、こんにちは。

コロナ禍でなかなか講談会や遠出ができないもやもやの毎日が続きますね。鬱屈した気持ちを収めるべく、以前行った清水次郎長生家のお話を思い出リリースしたいと思います。


2018年1月、家の事情で心身ともに不自由な時期がありました。あんまり遠出は無理だけど、ちょっと息抜きしたい。そんなとき、あ!静岡いいかも!と思いつき、一泊二日の静岡旅。


静岡ってどんな観光ができるのかな?と調べたら、天女の羽衣伝説で有名な三保の松原があることを知りました。静岡駅から、どうせなら静岡鉄道(通称:静鉄)に乗って清水へ。駅からはバスかな?でもはじめての町だしちょっと川沿いを歩こうと、てくてく。


すると、おや?

「清水次郎長通り商店街」という文字が見えました。

あ!え?そうか、清水と言えば清水の次郎長!(なぜ忘れていた!)

講談の血が騒ぎます。

さっそく商店街に入りずんずん。商店街にしてはちょっと寂しい感じもありましたが、さらにずんずん進みます。


するとすると、ふぬ?

うわ!やだ!次郎長生家!

2017年に改修工事を終えたばかりのことで、わたしが2018年1月に行ったときは、その改修の様子が展示されていました。有志の方たちの努力によって保存・公開可能な現在の姿になったとことです。


もちろん内部を見学。

正面から見ると狭く見えますが、奥に長い鰻の寝床のような住居です。土間や仏壇のある居間、水屋など、当時の生活が垣間見られました。

荒神山の手打ち式の写真もありましたよ。この写真はポストカードになっていて、お土産として買えました。


巴川の向こう岸には、清水港船宿記念館「末廣」がありました。

ここでも次郎長関係の資料展示があり、次郎長の生涯や功績を知ることができました。思いのほか長生きだったこと、晩年には社会事業に貢献したことなど。講談だけでは思いえがくことのできない次郎長の多く知ることができました。


ちなみに、次郎長の本名は山本長次郎、次郎長の子分である大政は山本政五郎という。ん?どちらも山本姓。親戚?と思い、スタッフさんに質問してみたところ、たんに偶然とのこと。とくにこの地域に多い姓でもないようです。

末廣の二階から眺める巴川。

のんびりゆったり、川のある風景は心落ち着きます。

思いがけず、次郎長三昧できました。


そうして外へ出てあたりを見渡すと、富士山と観覧車が見えました。

この観覧車には数年後に乗ることになるのですが、それはまた別の話。


駆け足になりましたが、清水次郎長旅歩き記。まずは一巻の終わりでございます。

またお会いしましょう。

※こちらの観光マップは静岡市HPの「パンフレット・マップダウンロード」を利用させていただきました。




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